電力会社を乗り換える前に準備としてやっておくべき事とは?

電力会社を乗り換える前に準備としてやっておくべき事とは?

電力会社の選択が自由化されたことで、以前であれば居住する地域を管轄するところに無条件に加入させられていましたが、今は使う側が自由に選べるようになりました。
その恩恵は料金の安さであり、同じように電力を消費していながら料金が抑えられれば、利用者からするとメリットしかないように考えるでしょう。
ただし、電気という生活に必要なインフラの供給先を変更するのですから、事前にその仕組みやリスクなどを確認するための準備は必要になります。
電力会社の変更はその会社によって異なりますが、ほとんどがインターネットから申し込みをすることで自動的に変えられるようになっています。
この手軽さから実際に変えた人も少なくありませんが、行動する前に新たな電力会社の発電能力や災害などで供給が停止された場合の復旧について調べる必要があります。
新たに発足した電力会社の発電方式は個別に異なっていて、供給量が常に一定ではありません。
夏場や冬のように電気を大量に必要とする時期でき電力逼迫が起きますし、送電網が立たれた際の復旧が迅速に実施されなければ生活が困窮するだけなので、最悪な場合を想定してその対処を知っていなければ、変更したことを後悔するだけです。

電力会社を選ぶときには検針票を参考にしよう

近年、自由に電力会社を選べるシステムになってきており大手から新しい業者に移行する人も増えています。
そのメリットとしては、豊富な業者から選べるので自分のライフスタイルに合わせて選びやすくその分料金を減らすことができるのが特徴です。
電力会社というと、大手を思い浮かべる方も多いかもしれませんが最近は色々な業界が参入しており料金もうまく契約すると下げられる可能性が高いです。
現在毎月来ている検針票を確認して、契約アンペア数や毎月使っている電気の量などをチェックしてシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。
電力会社を変更するなら、現在どのくらい電気を使っていていくらくらい払っているかの情報が必要です。
契約アンペア数が生活に合っているかも必要になりますので、それを確認して業者でシミュレーションをしていくらくらい安くなるのかを知るのがお勧めです。
生活に合ったものを選ぶと、かなり料金を安くすることができます。

著者:夏井軍治

筆者プロフィール

福岡県福岡市生まれ。
子どもが産まれたことをきっかけに節約に勤しむ。
電力会社の選び方など節約に関するコラムを書いています。